株式会社 クィーン コーラル
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珊瑚の歴史
珊瑚は真珠とともに日本が世界有数の供給国であるため日本を代表する宝石と言われています。珊瑚はヨーロッパの新石器時代(BC5000年以前)の洞窟の中より装身具の破片が出土しており、古くから装飾用として使われていたことがわかります。
日本への珊瑚の伝来は仏教伝来とほぼ期を同じくし、地中海産の珊瑚がシルクロードを経て運ばれてきました。中国から日本へ運ばれてきた地中海産の珊瑚は胡渡(こわたり)珊瑚と呼ばれ珍重されました。(胡とはペルシャ地方の意)
日本では幕末に近い文久3年(1812年)土佐沖で初めて採取されましたが、一時は土佐藩の御止め品として採取が禁止されていたため、本格的に採取されたのは明治以降です。産地としては地中海が古くから著名でしたが、現在はほとんど枯渇した状態で、日本近海および南西太平洋海域が世界の供給地となっています。

 
珊瑚伝説
古今・洋の東西を問わず、珊瑚の赤い色は生命力(赤い血の色)につながり、様々な災難や、病気から人々を守る霊力があると信じられてきました。
古代のローマ人は子供の幸運や健やかな成長を願ってゆりかごの中や首にかけ、また兵士達は、魔除けや負傷避けのお守りとして身につけて、戦場に赴いたといわれています。十字軍の兵士達が十字架と共に珊瑚を身につけたのも有名な話です。
英国王室では王女誕生から1年間、珊瑚のネックレスをベッドに提げておくようです。また、アン王女は安産のお守りに産室へ身につけて入られたようです。日本でも仏教の七宝である珊瑚を魔除けに使う風習があり、珊瑚発祥の高知県幡多地方では、お守りに幼児の手首に珊瑚の数珠をはめて、珊瑚が汗で曇る特性を利用して発熱を知り得たそうです。
また、珊瑚の念珠は嫁ぐ娘の身の安全と、幸福を授けるお守りとして、花嫁道具のひとつにされています。

 
伝統ある宝飾品
日本古来の海の宝石「珊瑚」は真珠と並んで陸のダイヤ、その他の珠玉と同様、古来より世界的に尊重されてきました。
金・銀・珊瑚などと仏教の経典にある七宝として、仏教の渡来と併せて日本に伝来。
「珊瑚」は古来より、洋の東西を問わず魔除け、厄除けの縁起物の宝石。
日本では江戸時代末期以降、極めて貴重な財宝として珍重されてきました。
古来より、高知(土佐藩内)で採取されたものは特に赤く、品質が良く価なことから 「土佐」と呼ばれ、海外では日本産のものの代名詞として使われることもあります。

 
珊瑚の種類
・赤サンゴ……… 透明感のある濃い赤色をした珊瑚、日本特有で特に稀少で価
・胡渡りサンゴ… 一般的な赤で、地中海沿岸国から輸入され、小さなものに使用される
・モモサンゴ…… 柿色に近い色合いで古くから親しまれている
・ボケサンゴ…… 淡いピンク色で天使の肌を思わせる(エンゼルスキン)
・ピンクサンゴ… 淡い桃色
・白サンゴ……… 白色基調で僅かにピンク色が含まれたものもある
・深海サンゴ…… ミッドウェー周辺の特に深海底で産出する種類。
白地にピンクの斑紋を有する

 
珊瑚の特性
珊瑚は炭酸カルシウムが主成分で、硬度は3.4〜3.7(モース値)で真珠とほぼ同じ硬さです。
長波紫外線に当てると、淡紫色の蛍光を発します。
酸に溶ける性質と蛍光を発することで、模造品と識別可能です。